REVIEW

女性の美しさに痺れる日。篠山紀信 写真力を観てきました。

今年は仕事やランニングばかりではなく、お料理や映画、アートに触れる機会をもっと持ちたい!ので、積極的に色々出かけています。さて、本日土曜日は、横浜美術館で開催の「篠山紀信展 写真力」へ行ってきましたので、備忘録も兼ねてブログアップします。

篠山紀信、といえば。アラーキーと並ぶ超有名カメラマン。というよりも、写真家ですね。まだ実家で生活していた頃、週間朝日を購読していました。その表紙の写真にいつも目を奪われていましたが… その写真は篠山紀信撮影に気づいたのは、随分後のことです。

展示は5つのテーマで構成されていて、とても見やすく何よりも写真のサイズが伝えたいイメージとぴったり。壁紙の色もとてもこだわりがあり、素敵でした。

テーマ① GOD 鬼籍に入られた人々
ジョンレノン、三島由紀夫、渥美清、美空ひばり他。亡くなっても人の心に残り続ける往年のスター。大原麗子の神がかり的乙女さにビックリです。

テーマ②STAR すべての人々に知られる有名人
その時輝いていた人たちを集めたテーマ。私が惹かれてしまうのは、蒼井優の肌感や吉永小百合の色っぽさ。安室奈美恵の笑顔なのに哀しみが透けて見える雰囲気。山口百恵の横たわる水着姿は大判の写真でドキドキ止まりません…。女性の美しさ、礼賛!

テーマ③ SPECTACLE 異次元に連れ出す夢の世界
歌舞伎やファンタジー要素の強い集合写真。うーん、あまり惹かれるもの無し。とはいえ… 歌舞伎という伝統芸能の色深さ、色合わせには毎回びっくりする。馴染ませカラーなんてまるでなくて、真っ赤に紫とか。コントラストカラーのオンパレード。

テーマ④裸の肉体
ヌード好きなので、一番楽しめました。ウラジミール・マラーホフ!この肉体は神の領域でしょうか…無駄という言葉は彼の肉体にはなく、研ぎ澄まされた刺身包丁のような鋭さがキラリ。肩甲骨とお尻の筋肉は特に美しかったです。宮沢りえ… 拝みます。18歳、ティーン時代って汚れも裏切りも知らずどこまでもピュア。私は長いこと拗らせ期があったので、なんだか切なくなりました。宮沢りえの裸体の前で。

テーマ⑤ ACCIDENT 東日本大震災で被災された人々の肖像
震災50日後に被災地に入り、嫌がる人には絶対にカメラを向けず、話を聴いて心を開いてくれたと思う人のみ同意を求め、「ここに立ってレンズを見てください」とだけ言って撮影した写真の数々。普段はドキュメンタリーは撮影しない篠山紀信ですが、この時ばかりはいてもたってもいられず、記憶が風化する前に記録を残しておいたとのこと。被写体の方達の眼差しがとても強くて、ぼかされた背景写真の多くが被災した家屋なのですがそれが見えなくなるくらい。幼い兄弟の写真が胸を打ちました。地震からもう5年。

最近はインスタグラムをアップしたり、ブログ用に自撮りを沢山しているので写真の楽しさに目覚めてきています。まさにその時にしか撮れない瞬間、が何よりも楽しい。被写体と撮る人の内面が出てくるのが写真なんだなーと。そして自分自身が美しい女性に惹かれるのがよーく分かりました笑 なぜだろうと思うと、美にはパワーがあり圧倒的な惹きつける力を感じるから。それが切ない、はかない、未完成、でも何でも良し。自然の情景も勿論好きなのですが、人物が入った生々しさ、血液が通ったイメージに強く心を掴まれます。

展覧会は基本1人で行って、後からメモ書きをささっと。その時間が後から振り返ると大切だったりするんですよね。

また来月二月はイタリア出張やら色々と忙しくなりそうですが、こういう時間も日々大切にしたいと思います。次はどこへいきましょうか^_^

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