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直射日光を浴びて過去へ馳せる・軍艦島~初九州旅③

黒川温泉を出て、一路長崎へ。高速道路では、宮崎県、大分県、福岡県、佐賀県をどんどん抜けて・・2時間40分のドライブ。無事に長崎市内に到着したのは、12:30頃。私はペーパードライバーの為、助手席でゆっくりさせてもらいました。

今日の午後は、軍艦島上陸ツアー!予約は、シーマン商会 にて。午前午後便の一日二便。完全予約制で、平日の金曜でしたが満室でした。週末はかなり前に予約が必要とのこと。

軍艦島って?
かつての炭鉱の島で、現在は朽ちていく廃墟が残された島・・という情報しか知りませんでした。本当の名称は、端島(はしま)と言います。海底炭鉱の島で、6回の埋め立てをしながら島は拡大。1890年に三菱合資会社の経営となり、本格的な海底炭鉱として操業スタート。1916年には日本初の鉄筋コンクリートの高層住宅が建設され、最盛期には約5300人もの人口を抱える島に。閉山は1974年1月。無人島となったのは1974年4月。約60年にわたり、炭鉱産業を支えてきた島。2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。

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島の上陸に際して、日傘は使えないこと、誰かが怪我をしたら全員で引き返すこと、日陰がないので熱中症に充分注意すること・・等、丁寧で細かいガイダンスを聞きながら、船は軍艦島へ。

いよいよ上陸です!上陸出来る箇所は限られていて、それぞれの場所でガイダンスを聞くことが出来ます。シーマン商会ツアーの売りは、かつて軍艦島で生活をしていた方のナマのお話しを聞けること。「写真を取る事だけに夢中にならず、端島の歴史や何があったか・・じっくり考えて持ち帰ってください。日本の現在のエネルギーは何ですか?未来に続くものでしょうか。考えるきっかけになれば幸いです」というお話し、ありがとうございました。

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とにかく暑くて、直射日光が厳しいです。サングラスや長袖は必須です。遠くに見える集合住宅の中に、暮らしがあり生活があったと思うと・・今、このような島になっていることについて、どう捉えたらよいのでしょうか。この島での暮らし、労働環境、そして世界文化遺産登録となったことによる内外からの様々な意見。まだ自分の中で考えがまとまりません。

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旅に行くと、歴史のこと何も知らないなと感じ学習欲が一気に高まります。パンフレットや展示物の説明も熟読し、漏らさず吸収しようと必死。が・・東京に戻ってくると一気に元の生活に元通り。なんだかもったいないですよね・・。歴史の知識が乏しい私は、旅で出会う「歴史」は「新しい」ことです。旅での出会いや、発見や気づきを大切に。「今」と「過去」がリンクするくらい、色々なことに興味を持っていたいと思う旅路です。

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軍艦島上陸の際の注意点:

・日傘は使用禁止です。サングラスや長袖着用をおすすめします。
・ヒール靴、サンダル、草履では入れません。スニーカー等の歩きやすい靴で。
・島内は日陰がないので、マメな水分補給を。

帰りの船内で、かちこちに凍ったおしぼりを頂きました。
頭にのせたまま帰港しました。