Effortless Life
REVIEW

未来に先回りして考えてみる ①

新緑がまぶしい、桜が終わったこの頃。フルマラソンも無事に終わり、軽めのプレッシャーから解き放たれた気分のこの頃です。お蔭さまで筋肉痛もなく、睡眠を多めに取っているので段々と身体の調子も整ってきました。

最近、ぐっときた本との出会いが!今日はこちらの本のご紹介です。
「未来に先回りする思考方」佐藤航陽著
著者;佐藤航陽(さとうかつあき)さんのブログ
佐藤さんの経歴はこちらが詳しいです。

「未来」がテーマの本は一通り目を通しますが、この本の面白さはダントツでした。何よりもまず著者が学者や研究者ではなく、一介の起業家であること。そしてまだ30代前半という若さ。本当に最近よく思うんですが・・人生のどの時点(何歳のころに)に、インターネットに出会ったのか?って相当重要な気がします。私は大学一年の時に初めて自分のノートパソコンを買い、インターネットと出会いました。大学を卒業して入社した会社は、Eメールすらありませんでした。20年も経っていない昔の話しなのに・・びっくりする位の現代の変化を感じます。

未来:プライバシーの考え方がどんどんと薄まっていく

今現在、インスタグラムやフェイスブック等のSNSで簡単にプライベートの報告や、自分の日常をみせていくのが当たり前になっています。匿名がメインだったミクシーからを考えると・・私はインスタもフェイスブックも実名を出しているは、共有することのメリットや楽しさがプライバシー云々を考えるよりも上回っているから。 ネットが電気や空気のように生活の隅々に浸透することで、中央集中(ハブ型)から、分散型へと移行していく。その流れの中で「強固なプライバシー」って、きっと緩やかな形に変遷していくのかもしれません。

未来:効率化のゴールとは?

テクノロジーの進化が進んでいくと、ある強固なシステムがあっという間に時代遅れになってしまうこと、きっと色々な場面で目にしたかもしれません。意識していないだけで、去年あったものが今年は無くなっている(そのことに気づいていない)ことは往々にしてあるのかも。効率化や時短、ライフハックで生み出された「大切な貴重な時間」を何に使いたいのか。そして効率化をすることだけに心血を注ぐことは、手段と目的を取り違えていることになってしまいますね。ついつい日々をTODOで埋めて、タイムマネジメント能力を駆使して過ごす日常。その日常の「成果とは何か」。私も含めて、向き合うテーマなのかとと思いました。

未来:ロジカルシンキングを疑う

フレームワークや、MECEでモノゴトを分析して、過去の事例や市場状況を集めて集めて、課題への回答を出してくロジカルシンキング。著者は人間は全体像を把握することが可能なのか?と一石を投じます。情報は情報収集者の範囲に依存しするし、ロジカルな答えなのかどうかは、その母集団やチームのリテラシーの枠から出ることはありません。そして誰も・・それが正解とは言えないのです。

未来:非合理的なものを許容すること

人間は「自分が全てを知っている」と、特にこのネット社会においてはよく誤解しがちと説きます。それでも分からないことは無数にあり、絶対安全確実の「正しい意思決定」は導き出せません。無知の知、と古代ギリシャ時代から・・人間は変わっていないのですね。そんな環境の中での意思決定の方法は、将来的に新しい情報が手に入るだろうことは考慮にいれ、曖昧な不確実性を許容すること。そしてその方法しか無いのですね。見切り発車して、軌道修正は走りながらかけていく。そんなプロセスが今の時代に合っていて、結果的に未来へ先回り出来るということになるのです。

は!こんなに長くなってしまいました・・。第二弾へ続きます。